赤沢自然休養林.
赤沢自然休養林。通称赤沢美林
木曽郡上松町にある赤沢自然休養林を訪れました。ここは、その森林(もり)の美しさから赤沢美林とも呼ばれています。1969年に全国初の自然休養林に指定された場所で、森林浴発祥の地とも言われています。
澄んだ渓流の流れと美しい木曽五木(ヒノキ、サワラ、ネズコ、アスナロ。コウヤマキ)や広葉樹がおりなす素晴らしい森をたっぷりと堪能できます。
名物の木曽森林鉄道
ごぞんじのように木曽は平安時代から銘木の産地として知られた場所で、昔から林業が盛んでした。昭和50年まで木材運搬用として大滝村-上松町間を走っていた森林鉄道が、現在は赤沢へ移転保存されています。かつては、蒸気機関車でしたが、いまはジーゼル機関車が引っ張ります。
森の中を森林浴しながら走ります。
全長2km弱の道のりを片道約15分ほどかけ、森の中を進んでいきます。途中沢にっかかった橋を渡ったり、渓流をたどるように走り、すがすがしい風を受け、森林浴を満喫できます。
遊歩道が整備されていて
赤沢自然休養林には何コースかの遊歩道が整備されていて、渓流沿いのコースの他さまざまなコースを選んで歩くことができるようになっています。
渓流プール
夏の間の期間限定ですが、渓流をせき止めて作ったプールがあります。深いところでは1m以上の深さがあります。水温は18度前後と大変に冷たいですが、訪れた子どもたちは元気よく泳ぎ回っています。画像を撮ったのは午前中の早い時間なのですいていますが、お昼頃には家族づれで大賑わいです。
渓流ならではの醍醐味
渓流を堰き止めて作った大きな池みたいな物なので、潜ってみると川魚がいっぱい泳いでいるのがみることができます。大きいのはいませんでしたが、小さくてすばっしっこい魚がたくさんいて、捕まえようとしましたが失敗に終わりました。
他にタイヤの浮き輪や急角度の滑り台などがあり楽しめます。
このプールから少し上流に上がると川幅も狭まり、森の中の渓流歩きを楽しむことができます。