八ヶ岳倶楽部
八ヶ岳倶楽部の雑木林
山梨県大泉村にある八ヶ岳倶楽部を訪れました。
ここのオーナーは、柳生さんの親子で有ることは多くの方もご存じのことと思います。
私が初めてここを訪れたのは5-6年前だったと記憶しています。八ヶ岳倶楽部の愉しさは、レストランの美味しい食事と名物フルーツティ、気さくなスタッフ、ギャラリーにある気の利いた小物や園芸用品の数々、そして目に新しい寄せ植えや鉢植えの数々なのですが、その中でなんと言っても見逃せないのが美しい雑木林です。
以前は赤松林だったそうです
この雑木林、実は自然に出来たものではなく荒れ果てた赤松林に手を入れて、今の雑木林になってきたとのことですが、とても素晴らしいところです。
林の中には枕木で作られた小道があり散策できるようになっています。昔に比べると、小道で散策できる範囲も広がり、所々に仕掛けがあったりと雑木林を満喫できます。
木の間も以前は下草が生い茂っているという感じでしたが、今は人の手が入っていて整備されているいるんだなぁという感じがします。それは人工的という意味ではなく自然な感じです。今の季節もいいですが、秋の紅葉の頃もまた趣が変わっていいですよ。
木漏れ日の中で輝くホスタ
雑木林の小道を散策していくと、道の脇のホスタに木漏れ日が降り注いでいます。何ともすがすがしい光景です。
八ヶ岳倶楽部の施設
八ヶ岳倶楽部の施設としては、レストラン、ギャラリー、ステージがあります。ここはギャラリーの建物です。中には、色々な作家の方々の木工や鉄製、ガラス製の作品が展示・販売されています。直ぐ脇の中庭には、様々な植物が植えられていて、寄せ植えや苗、園芸用品などが販売されています。
園芸用品も心踊るようなものが多数販売されています。カナダの某園芸用品通販会社の園芸用品が多数販売されていました、私もお気に入りで毎年購入するのですが、カタログだけでしか見ることが出来なかったものを多数実物を見ることができ、大変収穫がありました。
白樺林のなかのステージ
白樺林の中にステージと呼ばれる場所があります、ここでは個展や展示会などが行われます。回りはテラスになっていてしばし腰掛けながら回りの林の様子を眺めることが出来ます。
メダカの泳ぐ水辺の寄せ植え
中庭においてあった「メダカの泳ぐ水辺の寄せ植え」です。直径が1.2mほどもある鉄製の水盤の中に水生植物が植え込まれ、中を覗いてみると確かにメダカが泳いでいます。
大雨や夕立が降って水が溢れたらメダカはどうなってしまうのだろう?と少々心配になりました。
背高のっぽのホスタ
これも中庭においてあったホスタの鉢植えです。鉢の高さだけで1m以上あります。普段は地表にあるホスタも高いところに上がっているのを見ると何だか別の植物のように見えてくるから不思議ですね。
ほかにも、多肉植物の寄せ植えなどが多数あり、色々なことに挑戦している姿が良く伝わってきました。
屋根の上の植え込み
八ヶ岳倶楽部でみかけた屋根の上の植栽。小屋等の屋根の部分にココマットのようなものを敷いてありそこに植物が植栽されていました。
屋根の上でホスタが育っているのを見てちょっと驚き。きっと夏は涼しくていいでしょうね。我が家でも、仕事場の上のテラスででもこのアイデアは活かせそうです。
八ヶ岳倶楽部で見つけた可愛いやつ
八ヶ岳倶楽部からそろそろ帰ろうと外へ出たときに、ふとこちらを何かがを見ているような気がして振り返ると、とても愛嬌のある顔と振り上げた鎌の格好が素敵な鉄製のカマキリのオブジェがありました。一目見てとても気に入り我が家の一員にするべく連れて帰りたくなりました。
購入しようとしてレジの方へ持って行くと、店のスタッフの方々が何だか色めき立っています。「このカマキリをおかいあげですか?!!」「是非、記念写真を!」ということになりました。
柳生真吾さんがいらして、カマキリ君と共に記念写真撮影をして頂きました。お聞きしたところ、真吾さんもお気に入りでお宅にもあるとのこと。どうやら八ヶ岳倶楽部のマスコット?だったかも。スタッフの方が車までカマキリ君を運んでくださいました。途中でもカマキリを見かけたスタッフが。「あっ!あのカマキリですね!そうですか!そうですか!」などと声をかけられました。
柳生八兵衛と名付けました
このカマキリ君、愛知県の加藤信義さんの作品だそうで、加藤さんは野生動物や、植物などをモチーフとした作品を作られている方だそうです。
このカマキリ君に名前を付けようと言うことになりまして。八ヶ岳倶楽部からやってきたので名は「八兵衛」、柳生さんの所にもあるとのことでその弟分と言うことで姓は「柳生」、あわせて「柳生八兵衛」君と家族で協議の上命名させて頂きました。
柳生さん、スタッフの皆さん大切にさせていただきます!
八ヶ岳倶楽部。今度は紅葉の頃に行きたいな!