Rooting of Fuchsia・フクシアの挿し木
Rooting
挿し木
 ポットと挿し木用土を用いた挿し木
 十分に水揚げが終わった挿し穂を用意します。挿し木を成功させるには水揚げが重要です。葉がピンッ!としていないとだめです。

 用土に挿します。用土は鹿沼土(小粒):バーミキュライト=1:1のものを私は用いています。市販の挿し木用の土でも構いません。
 用土はあらかじめしめらせておきます。用土に挿し穂より大きめの穴をあけます。

 そこに発根剤をつけた挿し穂をいれ、落ち着かせます。決して強く押し込んではいけません。

 挿し終わったら、品種名を書いたラベルを挿します。


 もう一度、水やりをした後で水が切れたらビニール袋に入れて口を止めます。私はゴムバンドで止めています。

 蒸れてしまいそうですが、大丈夫。直射日光の当たらない明るい日陰で管理します。温度は15-18度くらいが適当です。早いものでは約2週間で発根してきます。


 プロパゲーターと挿し木用土を用いた挿し木
 プロパゲーターを用いても挿し木をすることも出来ます。一度に数多くの挿し木をすることが出来ます。管理の方法は上記と同様です。2週間ほどしたら徐々に上部の換気口をあけて行きます。

 オアシスミニベッド用いた挿し木
 挿し木用のオアシスミニベッドというものを用いて挿し木をすることも出来ます。
 まず、水を十分にかけて十分にしめらせ、余分な水を捨てます。

 水揚げした挿し穂の先端に発根剤をつけてオアシスベッドに挿します。(2-3cm)強く押し込み過ぎないようにします。

 挿し終わった状態です。この後ビニール袋にいれるかプロパゲーターにいれ、直射日光の当たらない明るい日陰で管理します。温度は15-18度くらいが適当です。発根して、そこから1-2cm位伸びてきたら鉢上げします。
 この方法は、芽の先端などの短い挿し穂しかとれない場合に使っています。

水 挿 し
 挿し穂は、通常水揚げした後に用土に挿して発根させますが、そのまま水に挿したままにしておきます。2日に1度くらい水を替えます。
 置き場所は直射日光の当たらない明るい日陰で管理します。温度は15-18度くらいが適当です。

   水挿し初めて10日程たった状態です。先端の部分から取った挿し穂でも枝の途中から取った挿し穂でも発根し始めます。

 先端の部分を拡大してみました。先端からかわいい根がで始めていますね。

 水差しの場合には、比較的長い枝を使っても発根させることが出きます。私は、スタンダード仕立ての株元から出てきたsuckerなどを水挿しにしています。


 上の状態から3日ほど立ちました。かなり根が伸びてきました。一番長いもので1cmくらいです。このくらいの状態になれば鉢上げ出来ます。

 これくらい伸びたら、3号ポリポットに植え付けます。暫くは明るい日陰で管理します。
 鉢上げの詳細は次のコーナーで。

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