Pruning of Standard #2
スタンダードの剪定2
エンジェルス・イヤリング


 私が1997年に初めて買ったフクシアで、それ以来フクシアにはまってしまったきっかけとなった我が家で最古参のフクシア(エンジェルス・イヤリング/ブッシュタイプ・パープル)です。

 現在は基部からも枝を出させるという変則スタンダード仕立てにしています。主幹の高さは1.2mで鉢の高さも入れると開花期で2m以上の高さがあります。
 どうしてこのような変則スタンダードになってしまったかというと、初めのうちはブッシュ仕立てで愉しんでいたのですが、株が大きくなるにつれて、勢いの良いシュートが出てくるようになったため、そのうちの一本をどこまで伸びるか試しているうちに、このような大きなスタンダードになってしまったとういうわけです。


 11月中旬の状態です。信州では既に霜がおりはじめていますので、室内への取り込みのため剪定します。まだ、開花中なので剪定するのは少々もったいないです。
 まず、株元の剪定をします。鉢の外周に沿って大まかに枝を落とします。

 枝の分岐部から1-2節を残すように仕上げの剪定をします。

 次にヘッドの部分の剪定をします。

 剪定が終わった状態です。

 この後、残っている葉は全てつみ取ります

 最後に、鉢の部分に残っている枯れ葉やゴミなどを掃除した後、殺菌剤を全体に散布し室内へ取り込むか、休眠させます。


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